ビッケブランカ、あいみょん、JUJU、
DISH//、優里。2021年注目ドラマ彩る
主題歌・OP曲まとめ

注目される2021年ドラマ主題歌・OP曲

アーティストたちの楽曲には様々な側面があり、聴かせる側がどういった形で世に出すか、聴く側がどういったシチュエーションでその曲を耳にするかによって、楽曲のよさ、注目度に更なる相乗効果が生まれるものである。

それが顕著に出るのが、ドラマの主題歌・OP曲だ。

例えば、昨年は『竜の道 二つの顔の復讐者』の主題歌であるSEKAI NO OWARIumbrella」や、『MIU404』の主題歌、米津玄師「感電」などが話題に上がり、人々の心に残ったのは、記憶に新しい。今回は、すでに話題沸騰中の、現在放送中である秋冬ドラマの主題歌たちを紹介していきたい。

ハート / あいみょん

清野菜名主演のTBS系火曜ドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』の主題歌であるこの楽曲は、あいみょん得意の、ドラマの内容に自然とリンクした世界観を醸し出している。
大加戸明葉(清野菜名)&百瀬柊(坂口健太郎)が織りなす「偽装結婚ラブストーリー」。

彼氏のいない明葉は、「生涯独身上等、おひとり様最高!」と独身ライフを謳歌していた。そんなある日、飲み会で出会ったばかりの百瀬柊から突然プロポーズされる。彼は訳あって偽装結婚する相手を探していた。共同生活が始まり、衝突する2人。百瀬が偽装結をする本当の理由とは……!?

そんな、ハラハラするコメディータッチの作風に、あいみょんの、どこか気怠い美声が相半して、抜群にマッチしている。打ち込みを基調とした最小限のサウンドが、彼女の歌声の繊細さをさらに際立たせており、かゆいところに手が届くかのような、琴線に触れる名曲。

きっと これは恋の始まり

サビの最後に歌われるこの歌詞は、ドラマの行く末を想像させるのにも申し分ないフレーズだ。

あいみょん 公式サイト https://www.aimyong.net/ Instagram https://www.instagram.com/aimyon36/ Twitter https://twitter.com/aimyonGtter YouTube https://www.youtube.com/channel/UCQVhrypJhw1HxuRV4gX6hoQ

北斗七星 / ビッケブランカ

次に紹介したいのは、NNKドラマ10『群青領域』の主題歌。

第43回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞したシム・ウンギョンが演じる、超絶的な人気を誇る5ピースバンド“Indigo AREA”のメンバー、キム・ジュニが主人公。

彼女の過去には挫折と深い傷があり、恋人でもあったボーカルの突然の脱退宣言。 消えてしまいたいほどのショックを受けたジュニは、SNS上で誹謗中傷の標的にもなり、全て投げ出し海へと逃げるが、海辺の町で、ジュニは今まで知らなかった世界の扉を開けることとなった。

一人の人間として再び生きる力と希望を見出していく姿を描く物語の中で、ビッケブランカが、優しくも切なく歌い上げる。書き下ろしナンバーで、冬の寒さの中で人々が内に秘める心の中の暖かさを感じさせる、ストレートなリリックにも着目したい極上のピアノバラードだ。

ドラマ上の重要なシーンでも効果的に流れており、「聴くだけで、涙が出てきた」などSNSで数多くの反響が巻き起こっている。
楽曲の問い合わせも殺到し、有線放送リクエストランキング“USENリクエスト J-POP HOT30”で1位を獲得(11/24付)に。

僕のすべてが 君でできてた

冒頭の歌い出しであり、サビの一節であるこのフレーズが、それこそ全てを物語っているのではないだろうか。

ドラマプロデューサー・小松 昌代氏は、主題歌を想像した際に

まっさきにビッケブランカの囁くような声が耳に忍び込んできた。まだ船出さえしていない物語の進む先にかすかな光が差し込んだ瞬間だった

と語ったほどで、予想通りの相性だったようだ。
ビッケブランカ – まっしろ

ビッケブランカはかつて、2018年に日本テレビ系・秋ドラマ「獣になれない私たち」の挿入歌「まっしろ」も出がけており、今作を含め、この季節の名バラードを手掛ける名手となってきていることは、もはや言うまでもない。

ビッケブランカ 公式サイト https://vickeblanka.com/ Instagram https://www.instagram.com/vickeblanka/ Twitter https://twitter.com/VickeBlanka YouTube https://www.youtube.com/channel/UCWDksMO8R0Mew4B89GhO9dA

こたえあわせ / JUJU

杉咲 花主演の日本テレビ系水曜ドラマ『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』の主題歌は、JUJUが担当。

弱視の盲学校生・ユキコと、喧嘩っぱやいが純粋な不良少年・森男。運命の出会いを果たし、惹かれあってゆく2人のやりとりに、毎週、胸をキュンとさせている視聴者が続出中のラブコメディーだ。

そんなファンたちの期待に答えるべく歌われるJUJUの新曲は、少し抑え気味の優しく包み込むような歌声を乗せたメジャーキーから始まる。しかし、サビではマイナーキーに転調し、シリアスな雰囲気へ。この抑揚がラブコメディーである本作によく似合う。

JUJU曰く、原作を読んだ時点で、ユキコはすでに杉咲花として目の前に浮かんでいたとか。そんなインスピレーションも楽曲に反映されているのだろう。

あなたとなら見違える 世界を愛せる 気がした

このサビのリリックが聴こえるまで、まずはじっくりとこの曲に耳を傾けていただきたい。

JUJU 公式サイト https://www.jujunyc.net/ Instagram https://www.instagram.com/juju_st_a_gram/ Twitter https://twitter.com/JUJUinfo YouTube https://www.youtube.com/user/jujuSMEJ

沈丁花 / DISH//

日本テレビ系新土曜ドラマ『二月の勝者―絶対合格の教室―』は、激動の中学受験界を舞台とし、主人公である最強で最悪な塾講師・黒木蔵人(柳楽優弥)が生徒相手に立ち振る舞う、「人生攻略」をテーマとしたドラマだ。
主題歌を歌うDISH//北村匠海は、自身も俳優であるゆえ、楽曲によってドラマの後押しができることをとても喜んでいるとか。作詞はマカロニえんぴつのはっとり、作曲は、はっとりと北村匠海の共作という変則的なラインナップである。

牧歌的なサウンドとメロディーに北村のヴォーカルが艶やかかつ、力強く乗る。管楽器系のフレーズのオブリガードが、節々でウォーミングに鳴り響く。胸熱なギターソロにも注目。

正に受験を控えているティーンたちをホッとさせ、後押しもしてくれる現代の応援歌として、心に刻まれることは間違いないだろう。

DISH// 公式サイト https://dish-web.com/ Instagram https://www.instagram.com/dish__official/ Twitter https://twitter.com/dish_info YouTube https://www.youtube.com/user/dishSMEJ

ベテルギウス / 優里

最後にピックアップするのは、フジテレビ木曜劇場『SUPER RICH』の主題歌。
幸せのカタチ=“スーパーリッチ”を追い求めるベンチャー企業の破天荒な女性社長の、ジェットコースターのような波瀾万丈な半生を描く、完全オリジナルドラマである。

また、公式MVでは、楽曲をイメージしたオリジナルストーリーを映像化。小説家の夢を追う苦学生・亮(平野宏周)、裕福だが、夢を追うことを反対されている真琴(土屋神葉)、 二人を陰ながら応援する友人・由紀(yukino)の演技も光り、ドラマと共にダブルミーニング的な意味合いで楽しめる。

そして、スウィートかつアッパー。言わば、静と動を使い分けられる優里の歌声は、圧巻そのもの。
かと言って、決して重苦しくはない。その辺のバランス感覚こそが、彼の歌い手としての最大の技術であり、魅力だ。

ちなみに、ベテルギウスとは、オリオン座にある恒星で、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンとともに、冬の大三角を形成している。

優里 公式サイト https://www.yuuriweb.com/ Instagram https://www.instagram.com/yuuri__music__official/ Twitter https://twitter.com/yuuri_official YouTube https://www.youtube.com/channel/UCBNVZPlWoR7oArfzJNrK9yw

ドラマのストーリーと、主題歌を始めと
した音楽は切っても切れない関係

改めて紹介してみると、やはり人気ドラマの主題歌は、いつの間にか視聴者の心に深く浸透していることに気付く。
それは、きっと5年後、10年後にも視聴者の記憶を蘇らせ、個人的かつ他者とも共有できる素敵な思い出となっていることだろう。これからも、そんな素晴らしき楽曲たちを胸に刻んでいきたい。

ビッケブランカ、あいみょん、JUJU、DISH//、優里。2021年注目ドラマ彩る主題歌・OP曲まとめはミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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