市川蒼、大西沙織、夏目真悟監督登壇
 TVアニメ『Sonny Boy』Blu-ray BO
X発売記念 上映会&舞台挨拶オフィシ
ャルレポート

TVアニメ『Sonny Boy』Blu-ray BOX発売を記念して、新宿ピカデリーで12月7日(火)に開催された『クライマックス上映会&舞台挨拶』。その中で行われた市川蒼(長良役)、大西沙織(希役)、夏目真悟(脚本・監督)によるトークショーオのフィシャルレポートが到着した。
第11話「少年と海」と第12話「二年間の休暇」の上映のあとに開催された本トークショー。オフィシャルレポートが到着しているのでそちらをを引用する。

市川蒼、大西沙織、夏目監督トークショー
ファン人気が最も高い第11話「少年と海」のアフレコ時の印象的なエピソードを聞かれ、当時、アフレコ前に希のお葬式のシーンを観た市川が「いや~僕泣いちゃいましたよ~」と言っていた、と少し市川のモノマネを交えて明かした大西。
「そんな言い方してない!」と否定する市川に、大西は「してた!してた!」と答えるなど、キャストだからこその仲の良さを見せた。
大西沙織(希役) (c)Sonny Boy committee
大西もまた、なつやすみバンドの音楽が乗った映像をアフレコ前に観た際、「練習しながら、『みんな見送ってくれてありがとう』って思って私も泣いちゃいました」と第11話の思い出を語った。
「『第10話では希が消えたという実感が湧かなかったけれど、第11話のお葬式のシーンを観て初めて、私いなくなったんだ…と感じた』という大西さんの言葉が印象的だった」という監督に、大西は「第10話で、誰も予想していなかったような希のフェードアウトの仕方をしたので、第11話のお葬式のシーンで『あ、あたし死んだんだ、てへ!』みたいな感じで、希の性格的にあまり悲しんではいないんじゃないかなと思いつつ、それで死んだことを受け入れた」と語った。
実は、大西を希役に選んだのには決め手があったと明かした監督。「前に現場をご一緒した時、休み時間にそれぞれおにぎりやパンなど軽食をとっていたんですが、大西さんはアメリカンドッグを食べていた」という監督の話を、大西は「一時期アメリカンドッグにハマっていたんです」と答えると、「おにぎりでもなく、パンでもなく、アメリカンドッグを食べるって、なんだかヒロインっぽくないですか?しかもちょうど目の前で」という監督に、「そこ?!」と驚いた様子の大西は「皆さん、何かしらに決まるかもしれないから何か食べておいたほうがいいですよ!」と会場に呼びかけると笑いが起きた。
市川蒼(長良役) (c)Sonny Boy committee
第12話「二年間の休暇」では、高校生になった希と朝風が付き合っているかのような親密さを見せていることから、市川は「希を演じられていた心境として、朝風をどう思っているか聞きたい。皆さん、聞きたくないですか?」と観客に尋ねると大きな拍手が。「正直に言って…『お前かよ!!』ってなりましたね」と大西が答えると、市川・監督からも会場からも笑いが起こった。
「でも、長良も朝風も成長して大人になって、朝風はイケメン高校生になっていて、しかも希と自分の傘を2本とも持ってくれていて…ちょっと良い男でしたよね!」と言う大西の言葉に観客は大きく頷いていたが、市川は「良い男でしたか?!」と納得いかない様子。
「第12話のアフレコが終わった後、監督のところへ行って『監督!第12話、どうなってるんですか?!』って言いましたよね」と監督に詰め寄る市川。監督は「長良にとっては凄い仕打ちをしてしまいました」と思い出を語った。
市川は「『Sonny Boy』という作品すべてに通じているのは“偶然”であるということ。可能性のひとつとして、長良と希が仲良く過ごしている“この世界”というのもあったはずだけれども、希と朝風が仲良く過ごしている“この世界”を選んだのも、偶然。とても『Sonny Boy』らしい展開だなと思った」。
また、第12話で高校生になった長良と希が駅で少しだけ会話するシーンを観た瑞穂役・悠木碧のエピソードとして、大西は「悠木さんが『もっといけよ!長良!』って言ってました」と語ると会場は爆笑。
3人は「悠木さんらしい」と頷いていた。市川は「人間は劇的には成長しない、ゆっくり成長していくものだと思うので、とても長良らしいと思いました。駅のシーンで、鳥を助けるという選択が出来たことは、長良にとって凄く大きい成長だったなと思いますね」と成長した長良への思いを語った。
「希はヒロインらしいヒロインだったが、共感できる部分はありましたか?それとも『こんな子いないよ!』という感じでしたか?」という監督からの質問に、大西は「希は、変なしがらみがなくて自由だし、他人の目を気にしないで潔く生きている感じがあって、憧れはありました。凄く素敵だなとは思っていたけれど、なかなかそんなふうにはなれないですよね」と語った。
夏目真悟(脚本・監督) (c)Sonny Boy committee
さらに、監督から市川へ、「長良というキャラクターに対してどういう思いがありましたか?」という質問が。「そんなに卑屈にならなくても…とは思います。僕も中学生の頃は、自分以外の人が敵に見えてしまうような穿った子どもだったけれど、大人になったからこそ、長良に対してもっと我儘に生きたって良いのになとは思っていました」と長良という役への思いを語った。
「Sonny Boy」で好きなキャラクターについて聞かれると、市川は「やまびこですね」と即答。「僕、犬が好きで…声も良いですよね。第8話が好きなんです」。大西は「私はラジダニかな。第11話で帰ってきてくれたシーンが良かったですね」と語ると、市川も「ラジダニは人を傷つけずに、こんなに自分の好きなことをやっていて、本当にいいなって思うんですよね」、さらに監督も「一番友達になりたいですよね」とラジダニへの思いを語り合った。また、「瑞穂はラジダニのことを気に入ってそう」という大西に、監督は「瑞穂はラジダニみたいなタイプが好きなんだと思います」と瑞穂の中学生らしい、可愛さいっぱいの一面を語った。
(c)Sonny Boy committee
Blu-ray BOXの特典として、デジタルギャラリーに収録されている<最終回欠番コンテ>には、第12話で描き切れなかった幻のコンテが入っているという話題に。「第12話の台本を貰った時、ト書きに現実に戻ってきたクラスメイトについて書かれていた。『え?!』みたいな人もいましたよね」という市川。
「そんなに凄いことでもないですよ」と冷静に答える監督とは対照的に、「いや!凄いことですよ!」と少し興奮気味の市川。大西に「何、この温度差!」とつっこまれる場面もあった。
最後の挨拶として、市川は「2021年の締めくくりとして、また皆さんの前で『Sonny Boy』のお話が出来るなんて、本当に夢みたいな時間を過ごすことができました。『Sonny Boy』は、ご覧になった方がいろいろな視点で、それぞれの解釈や考察ができる素晴らしい作品だと思っています。また、他のキャストや監督を交えて、いろいろなお話が出来る機会が今後も続いていくといいなと思います」と、Blu-ray BOX発売前最後となるイベントを締めくくった。
TVアニメ『Sonny Boy』Blu-ray BOX展開 (c)Sonny Boy committee
Blu-ray BOXは12月8日(水)より、公式サイトとTOWER RECORDS限定で発売中。さらに、来年1月12日(水)からは、秋田放送での放送開始決定が解禁された。

このトークを踏まえてもう一度作品を見直してみると、新たな発見があるかもしれない。

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