「現実カメラ」MV

「現実カメラ」MV

安斉かれん、
Charli XCXと共作した
レトロニムな新曲「現実カメラ」
配信開始&MVも公開

安斉かれんの最新シングル「現実カメラ」(ラグーナイルミネーション「光のラグーン」CMソング)が、12月15日にリリースされた。

同曲は、Charli XCXとの共作で、VaporwaveやCity Popといったトレンドを散りばめつつ、耳に新しいNEWTROな楽曲となっている。自身が手掛けた歌詞は、新たなレトロニムである『現実カメラ』がテーマとなっている。

レトロニムとは…例えば、元々は特定の場所に固定されていた『電話』が『携帯電話』の登場によって『固定電話』と呼ばれるような現象を指す。元々あったモノや概念を表す言葉を、新たに誕生した同種のものと区別するために、後から生まれた用語のことだ。

フィルターなどのエフェクト機能を持つ『デジタルカメラ』に対して生まれた、何の処理もしないカメラを指す『現実カメラ』というレトロニム。今回、安斉かれんが吐露したのはその先にある気持ち…。自分らしくあるためにSNSという仮想現実をたくましく生きる人々にとっては、もはや、加工されたスマホ内の写真こそがもう一つの現実になりつつある様子を描いている。

中でも「フェイクな日常、その目に映る “私” は何処なの?」という歌詞は、象徴的だ。

どんどんと曖昧になるリアルとバーチャルの境界線を行き来するZ世代にとって『現実カメラ』とは、フィルターを通さない “ありのまま” を撮影するカメラのことだけを指すワードではなく、もう一周回って、エフェクティブな投稿によって生まれる『仮装現実的』な “もう一人のジブン” から逃れられない “気持ち” を刺すレトロニムなのかも知れない。

リリースと同時に、ジャケットのイラストも手掛けた注目のイラストレーター “がーこ” とのコラボレーションによるMVも公開された。

イラストというある種のバーチャルに溶け込む無数の安斉かれん(イラストの中でのリアルな彼女とミラーワールドの彼女、さらにはイラスト化した彼女まで)が、画面上であらゆる境界線を溶かしながら縦横無尽し、何が本当で何が虚構なのか分からなくなる “WARPEDな(歪んだ)” 映像に仕上がっている。

ここにも、安斉かれんが表現したかったボーダレスで不敵な新世界が黙示されているので、併せてチェックしてほしい。

「現実カメラ」MV

配信シングル「現実カメラ」2021年12月15日(水)配信開始
「現実カメラ」MV
配信シングル「現実カメラ」
安斉かれん

OKMusic編集部

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