森七菜と出口夏希が主演

森七菜と出口夏希が主演

是枝裕和監督「舞妓さんちのまかない
さん」でNetflixと初タッグ 森七菜
&出口夏希が主演

森七菜と出口夏希が主演(c)小山愛子・小学館/ STORY 日本を代表する映画監督・是枝裕和がNetflixと初タッグを組み、小山愛子氏の人気漫画「舞妓さんちのまかないさん」をドラマ化していることが明らかになった。森七菜と出口夏希が主演するほか、蒔田彩珠、松坂慶子、橋本愛、松岡茉優、常盤貴子という人気、実力を兼ね備えた面々が顔を揃えた。
 是枝監督が総合演出、監督、脚本を務め全9話で展開される「舞妓さんちのまかないさん」は、京都の花街を舞台に、舞妓さんたちが共同生活を営む屋形の「まかないさん(=ごはんを作る仕事)」になった主人公キヨ(森)が、青森から一緒にやってきた親友で舞妓のすみれと共に暮らしていく日常を、華やかな芸舞妓の世界と美味しいごはんを通して綴る物語。STORYと分福の共同制作で、企画に川村元気(「告白」「悪人」「君の名は。」)が参加している。また、次世代を担う津野愛(「十年 Ten Years Japan」)、奥山大史(「僕はイエス様が嫌い」)、佐藤快磨(「泣く子はいねぇが」)が各エピソードの演出を担当する。
 是枝監督は、川村プロデューサーから話を持ち込まれてから何度か京都・祇園に足を運んだそうで、「屋形で暮らす人々が、非血縁の共同体であることと、街全体が内線電話で繋がっているひとつの有機体であるということにまず驚きました」と明かす。そして「これは決して時代に取り残された過去の人々の物語ではなく、もしかするとコロナ以降の私たちが模索するべき新しい生き方のヒントになるかもしれないと、胸を躍らせながら制作に取り組みました」とコメントを寄せている。
(c)藤井保 キャスティングは「舞妓さんの役はキャリアに関係なく、全員横並びで、繰り返しオーディションをさせて頂いて決定した」(是枝監督)そうで、「ラストレター」「天気の子」の森は「まかないさん」になるキヨを演じ、出口が舞妓として“百年にひとりの逸材”と将来を嘱望されるすみれに扮する。さらに蒔田は屋形の女将さんの高校生の娘・涼子、松坂は先代女将で今も屋形の要となる千代、橋本は人気No.1芸妓の百子、松岡は百子の元同期で出戻りの芸妓・吉乃、常盤は涼子の母で屋形の女将・梓に息吹を注ぐ。
 今回の発表に合わせて、カメラマンに瀧本幹也、デザイナーに大島依提亜を迎えて完成させたティザービジュアルがお披露目された。本編の撮影は「万引き家族」の近藤龍人が手がけるほか、美術監督は種田陽平、フードスタイリストは飯島奈美が担っている。「舞妓さんちのまかないさん」は、2022年に全世界で配信。
(c)小山愛子・小学館/ STORY 原作者の小山氏、是枝監督、主要キャストのコメント全文は以下の通り。
■原作者・小山愛子
本当に本当に光栄なことです。ありがとうございます!制作風景を見学させていただいたのですが、強烈でした。監督をはじめ、様々なプロフェッショナルの方々が思いっきり楽しんで作られている世界。隅々まで血が通っているような、そこら中から静かに力が溢れ出ているような雰囲気でした。いち視聴者として、この世界にどっぷり浸かれる幸せを噛み締めようと思います。とても楽しみです。
■総合演出・是枝裕和
川村さんからこのお話を頂き、何度か祇園に足を運びながら、屋形で暮らす人々が、非血縁の共同体であることと、街全体が内線電話で繋がっているひとつの有機体であるということにまず驚きました。そして、これは決して時代に取り残された過去の人々の物語ではなく、もしかするとコロナ以降の私たちが模索するべき新しい生き方のヒントになるかも知れないと、胸を躍らせながら、制作に取り組みました。
舞妓さんの役は、キャリアに関係無く、全員横並びで、繰り返しオーディションをさせて頂いて決定しました。種田さんの大がかりな、そして緻密なセット、飯島さんの料理に加えて、舞妓さんたちを取り巻くお母さん、先輩芸妓さんを含めた女優たちが醸し出すアンサンブルの妙が、この作品の最大の魅力だと思います。まだ撮影は残っていますが、僕自身、完成を楽しみにしています。
■森七菜
一昨年のオーディションで出会ったキヨという役柄として、素敵なキャスト、スタッフの方々とともに、京都で、あの美しい台所で過ごした時間。
このドラマが皆さんのもとに届く時、その全てが写っているといいなと思います。美しい京都の街並みと、見惚れてしまうような舞と、ときめく京都弁と、いつものご飯、屋形に響く笑い声。
どこを切り取っても煌めく空間は、本物の時間をお届けできると思います。未だ撮影中ですが私自身も完成を楽しみにしています。
一緒に楽しんでいただければと思います。
■出口夏希
戸来すみれ役を演じさせて頂きました出口夏希です。
”百年にひとりの逸材”と期待される舞妓役と聞いてどうしようかと思いました(笑)。
でも台本を読ませて頂き、才能というよりも舞妓さんになりたい気持ちがまっすぐで、いつどこにいても、どんな時も舞の事で頭いっぱいで努力の天才だと感じました。
自分にないものばかりで沢山悩みましたが、みなさんに支えられて演じる事ができました。
人との繋がりや、舞妓さんを支える人達の優しい作品になっていますのでぜひ見ていただきたいです!
■蒔田彩珠
涼子は、原作にはないキャラで、屋形の中で唯一舞妓じゃない一匹狼のような女の子です。
ツンとしているけど、どこか温かい、愛らしい役でした。
キヨやすみれ、お母さん、たくさんの人との日常の中で、涼子がどのように成長していくのか、注目していただきたいです。
久しぶりの是枝組での撮影、とても楽しかったです。楽しみにしていてください。
■松坂慶子
『舞妓さんちのまかないさん』という作品を、是枝監督はじめ是枝組のみなさんがお作りになるということで、私も参加させていただけることをとてもうれしく思いました。
そして、なんと、祇園の何代も続いている屋形のお母さんということで、緊張します。
素晴らしい先生方に教えていただいて、気分としては仕込みさんでした。
いろんなお稽古をさせていただいて、そして祇園のみなさんにお話を伺ううちにいろんなことが実感としてわかってきました。良い機会をいただきまして感謝しています。
■橋本愛
是枝監督とご一緒するのがずっと夢だったので、お話いただいた時はほんの少し泣きました。
舞を井上八千代先生からご指導いただき、何よりの財産になりました。
月食の神秘的な時、あまりに美しい満月の下で舞った日のことは、生涯忘れません。
素敵なものしか映ってないと思います。どうかお楽しみに…!
■松岡茉優
舞妓役の若手女優の皆さんの瑞々しく清潔でまっすぐなお芝居に触れながら憧れの先輩方とも空間をご一緒させていただきました。
私自身まだまだ若手でありますが、狭間のような立ち位置で仕事をさせていただき、こんな大人になりたいなと先輩方を見つめながら、ちょっと前の自分を思い出す、とても得難い時間でした。 是枝裕和監督率いる監督陣のまなざしも身が引き締まる経験でした。
なかなかふらっと旅行のできない昨今、日本の皆様はもちろん別の国にお住まいの方にも、京都で過ごしているかのような時間をお渡しできるよう努めます。
■常盤貴子
京都の撮影所に見たこともない巨大なセット、というか、祇園町ができているのを見たときは震えたけれど、その中で自由に、朗らかに撮影が進んでいく日々は、本当に幸せな時間でした。スタッフ・キャスト共に、色々な世代がいたのにも関わらず、こんなに毎日笑っていられたのは、「これが是枝組」だからなんだろうな、と。
残すは冬編の撮影のみ。芸舞妓ちゃんたちを見守る「梓さんお母さん」を大切に、きめ細やかに、楽しみたいと思います。

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