舟木一夫、60周年記念全国コンサート
ツアー初日で40分超の組曲を熱演

1963年に「高校三年生」でデビューして以降、数々のヒット曲・名曲を発表しながら今年で芸能生活60周年を迎える舟木一夫が1月19日、東京・千代田区の東京国際フォーラム・ホールAで<舟木一夫芸能生活60周年記念コンサート 2022>と銘打ったコンサートを開いた。

この日は、60周年を記念して年末まで全国で予定されているコンサートツアーの初日で、同会場でのコンサートは約10年ぶり。
2部構成で、第1部は、「初恋」でオープニングの幕を開け、「世の中は、何だかややこしいことになっていまして、そんなややこしい中、ようこそ。足かけ60周年を迎えたわけですが、60年間歌ってきた中、日本の四季の豊かさを感じさせてくれる歌が最近はなかなかないので、いい時代にデビューしたなとつくづく思います。1部では、そんなふだんあまり接しなくなった風景とか気持ちを楽しんでいただければ…」とあいさつし、「まだ見ぬ君を恋うる歌」「あゝりんどうの花咲けど」「夕笛」「絶唱」「恋唄」などを披露。
続く第2部は「2部のほうでは、おなじみの歌をメインにしていこうかと思っているんですけれど、1部のほうでは、ヒットするしないにかかわらず、作品のいいもの、気持ちが豊かになるものをお届けしました」と話しながら「花咲く乙女たち」をはじめ、「高原のお嬢さん」「銭形平次」「修学旅行」「君たちがいて僕がいた」「高校三年生」「学園広場」などヒット曲の数々を熱唱。

途中、「ここで、絶対にやってはいけないことをやります。60年歩いてきた中で、若い日を振り返ると、やっぱりこれは外せない。だけど時間的にやる機会がない、組曲ですから。その中で忘れられないのが、昭和41年にレコーディングして発売された音楽物語『心のステレオ その人は昔-東京の空の下でー』。映画化もされましたが、そのLPは56分もあるのでステージに乗せられない。それをダイジェストにしてどうにかできないかと。今回は60周年なので、お客さまにわがままを言ってやらせていただくことになりました」と前置きをしながら「北海道で生まれ育った青年と少女のラブストーリーで、松山善三作、船村徹音楽です」と紹介。40分を超える組曲の大作を見事に熱唱・熱演し、客席を圧倒。
フィナーレは、デビュー曲「高校三年生」を歌って全30曲のプログラムによる60年の集大成ステージで最後までファンを魅了し、「60年間、ありがとうございました。あと何年歌えるかわかりませんが、どうぞお付き合いを!」と笑顔で呼びかけた。この後、2月9日の東京・かつしかシンフォニーヒルズ、2月17日の静岡・アクトシティ浜松、2月22日の栃木・宇都宮市文化会館…と、年末まで全国ツアーが続く。

また、『芸能生活60周年記念 舟木一夫 シングルセレクション 1963~2022』(CD5枚組)と『芸能生活60周年記念 舟木一夫 アルバムセレクション 1963~2022』(CD5枚組)が1月19日に同時発売。

シングルセレクションには、デビュー曲「高校三年生」から最新作「『その人は昔』のテーマ」まで60年間に発売したシングル楽曲の中から全95曲をCD5枚に収録。アルバムセレクションには、「その人は昔―東京の空の下で」以降のオリジナルアルバムや近年のライブ音源を含めて制作したカバー楽曲まで全88曲をCD5枚に収録。

(提供:サンニュース)

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