『堂島孝平生誕祭』が愛され続ける理
由とは? ポップマエストロが全身全
霊でエンタメを体現する特別なライブ
を考察

堂島孝平が自身の誕生日である2月22日近辺に開催している特別なライブ『堂島孝平生誕祭』。今年2022年は2月23日(水)に東京都・LIQUIDROOMで【BAND STYLE】と【SOLO STYLE】という2ステージでの開催となるのだが、そもそもこの『堂島孝平生誕祭』はなぜ始まり、どうしてこれほどまでに愛されるものになったのか? 堂島本人に分析してもらうと、“ファン心理”というエンターテインメントの根幹が見えてきたインタビューとなった。
――まずは、初めましての方に向けて、『堂島孝平生誕祭』とはなんぞや、というところからお聞きしたいと思ってます。
ライブにはレコ発だったり、ワンマンツアーだったり、フェスだったり、いろいろな形があるじゃないですか。そういうものとは一線を画したライブになるよう、毎年心がけています。
――かなりスペシャルなライブだと。
アルバムを出したから新曲をメインにセレクトする、とかではなく、最初から“堂島孝平のおいしいところを全部見せます!”みたいな、スペシャルな位置づけ。でも、そう思って始めたわけじゃなくて。生誕祭をやるようになって5、6年かな。それまでもバースデーライブ的なものはありましたし、そもそもデビュー日が誕生日の前日2月21なので、そのあたりはアニバーサリーという括りだったんです。ただ、突き詰めていくとどうしても腑に落ちなくて。誕生日にライブをやると“プレゼントをください”って自ら言いに行っているような気になってしまって(笑)。
――ごもっともな意見です(笑)。
ただでさえ、“うわぁ、こんなの初めて見た”とか、“やっぱり来てよかったな”って思ってもらいたいから、やる側としても、観る側にとっても、どう作っていくのが一番で、何が正解なのか、しばらくわからなかったんですよね。でも『堂島孝平生誕祭』と名付けてからは、“せっかく誕生日に来てくれるんだから、こんなことをしたい!”という発想に変わってきて。誕生日にライブをすることの特別感を楽めるようになりました。これが音楽の仕事を選んだ自分の誕生日の過ごし方なんだろうなって、今は思っているんです。
――年に一回、“こんなの初めて見た”を作るとなると、どんどんハードルが上がっていきませんか?
そう! 本当にそれなんですよ。冗談のつもりで始めたことも、これをいつまで続けるんだ!? っていう。例えば、アイドルグループがアリーナやドームで会場を練り歩くトロッコに憧れて、スタッフに台車を……台車って言っちゃうとあれだけど(苦笑)、トロッコのていで手押車してもらっていて。去年の生誕祭は無観客の配信だったから、今までで一番でっかいトロッコにする!って言って、照明を設営するためのキャスター付きワゴンの下半分に幕を張って、幕の中に隠れたスタッフが全力で押すみたいな。気がつけば大ごとになっているし(笑)。もちろんセットリストはオールタイムベスト、どこを切り取ってもおいしいものであり、さらにアップテートした最新の堂島孝平がちゃんと伝わるようにって、楽曲だけでも相当ジューシーなんですけど、プラスαのアトラクションが結構多くて。事前にローラースケートをめちゃくちゃ練習して、ローラースケートを履いてステージに現れた回もありました(笑)。
――想像しただけで楽しい。
2年前の生誕祭は、登場に命を掛けまして。かつて僕が作った『トリビアの泉』という番組のテーマ曲の歌詞を、♪《ドウジマ~》に無理やり換えて(笑)。たくさんのシンガーの協力のもと、録音したみんなの声を重ねてゴスペルみたいに作り直して。それを流しながら、機材を高いところへ運ぶためのリフターをステージに仕込んで、それに乗って天井から出てくるっていう。既にかなり風呂敷を広げてやっているので……。
――まさに今話に出た2年前の生誕祭のメイキング映像を見て、登場シーンに驚愕して、昨年、生誕祭の配信チケットを購入してしまいました。
ありがとうございます!(笑) 去年の生誕祭配信はすごくいいものになったと思っているんです。ただ、ここまで準備する側のことを語ってきましたけども、生誕祭は来てくれたお客さんのエネルギーで満ち溢れたショーでもあったと改めて感じる回でもありました。天井から降りてくる登場にしても、絶対にリアクションがあるという自信だったり、喜んでくれる人の反応というものが、自分の中に刷り込まれているから。
――なんならそれを栄養に、毎年趣向を凝らして頑張るわけですもんね。
集団エンタメ、総トランス状態のポップスのライブなんだってことを、去年、お客さんがいない状況になって思い知りまして。あと、バンドメンバーに僕のお面をつけてもらってダンスするオープニング映像や、曲の間奏になるとおもむろに小さなセンターステージに乗って、それが回転するという演出を“おもしろ”として入れていたのですが、初めて観た方や、ゲストであり、唯一の目撃者として当日現地にいらっしゃった藤井隆さんから、“普通にかっこいいです”ってすっごい真顔で言われて。そうやってひとつのアクションがツーウェイで伝播するというのも、配信で初めて気づいたことでした。
僕は未だに音楽は時間の芸術というか、必ず訪れる終わりまで、どう見せていくかだと思っているんです。
――1曲目に「きみのため」が演奏された時に、コロナと関係なく生まれた曲だけれど、これまで以上に深く響いたというか。時代を超えて景色にフィットしたり、心を震わせるのは、良質で強力なポップスたる所以だろうとも思いました。
あぁ、嬉しい。無観客でも、有観客でも、配信でも、コロナ禍で出演したライブでは「きみのため」を大抵やっていて。まず、僕にとって大事な曲なんだと思うんです。難しいことを言ってない歌だけど、攻めの気持ちで新しいことに取り組んだ曲でした。洒落てるとか、ダサいとか、新しいとか、古いとか、全部抜きにして、そういうんじゃないところで作っている。人間としての自分の基盤みたいなことを、難しくない言葉で丁寧に歌っているからなのか、この曲を歌うとスーッと時間を共有できるような感覚があって。本題から少しずれちゃうけども、「きみのため」を作った時の話をしてもいいですか?
――もちろんです。
「きみのため」は2015年リリースのアルバム『VERY YES』に収録した曲なんですけど。映画『トイストーリー3』を観ていたら、主題歌でもあるランディ・ニューマンの「We Belong Together」という曲がものすごく良くて。自分もこういう、なにも考えないで聴ける曲が作りたいなぁと思ったのがきっかけなんです。そしたら2019年に公開になった『トイストーリー4』の劇中歌に「君のため」っていう曲があって!
――えっ、いや、預言者?(驚)
なので実質、僕の「きみのため」は『トイストーリー3.5』なんですよ。誰も気づいてないだろうけど、日本では公開されていたんです、3と4の間に、3.5が。と書いておいてもらいたい。だから、今年初めて『堂島孝平生誕祭』を知った人は、ほぼピクサーだと思って来てくれればいいっていうことですね!
――(笑)ですかね? 今年はバンドスタイルとソロスタイルで1日2公演。これも新たな挑戦ですね。
ほんとに……。バンドの日とソロの日で2Days、みたいな経験はあるものの、1日に違う形態で2回というのはなかなかだなと思っていて。今ちょっと考えているのは、バンドもソロも同じ曲でいいんじゃないかっていう。しかも演出も一緒で。バンドの時にメンバーがリフターで上がる演出の曲があったとしたら、ソロの時もそこに人はいないんだけど、リフターが上がっていくとか(笑)。
――シュール過ぎます!
みんなで埋めよう、イマジネーション!!! だってひとりピクサーですから(ニッコリ)。そのくらい不自由を逆手に取って、いろんなことを作りたいなって思ってます。例えば、色々な制約で公演時間が全体的に短くなったことは、それはそれで活かしようがあると考えているんです。音楽だって、時代的にもはやアルバムはありがたがられないというか。みんな単曲で好きなものだけを聴くし、Netflixのオリジナルドラマは最初から1話を短く作ってあるし、人が待てない状況にどんどんなっているでしょ? 僕自身もそうなんですよね。昔は映画をレンタルして家で観る時すら、途中で止めるのを本気で嫌がる人間だったのに。
――そのために飲みものやおやつもばっちりスタンバイして。
僕は未だに音楽は時間の芸術というか、必ず訪れる終わりまで、どう見せていくかだと思っているんです。だから時間が短くなれば、要らない要素を削っていくことになるので、自分の中で淘汰されるような感覚があって。当然、余白も大切にしつつ、ですけども。かつてオーディエンスが2時間で受け取っていたものの分母が、そっくりそのまま80分になっただけならば、作る側としてそこも面白がってやりたい。2時間のステージを2回作ることより、1曲ごとに思いきり高めて、それをどう持続させられるか、どれだけ満足感で満たせるかが重要で、今回の挑戦はそこだなーって。
――確実にこれが観られますとか、現時点で言えることって何かありますか?
シンガーソングライターとしてやってきて、2000年くらいから楽曲提供を始めて、そこで僕のことを知ってくれた人も多くいらっしゃるわけですけれども。特に2015年以降は、ありがたくも楽曲提供が途切れることなく続いている状況で。
――はい。その間、堂島孝平としてのアルバムは4年間リリースされませんでした。
時間的に難しくて……。なので、『堂島孝平生誕祭』では、シンガーソングライターとして考えていることをちゃんと示していきたいと思っていて。今年、僕がとても楽しみにしているのは、新曲を披露します! それは決めていることです。去年も生誕祭のタイミングで「月光地帯」という新曲を出して、生誕祭をDVDとしてリリースする際に新曲「氷結地点」を発表したんですけど。その後はずっと人への提供曲を作り続けてきて、やっと自分の曲と向き合えるようになって。生誕祭は新曲が最初に生で聴ける場所にできたらいいなぁと思っているんです。
――そういう意味でも生誕祭って素晴らしくて。誕生日以外の理由を必要としない、1年に一度の再会の約束みたいな。コロナでリリースやライブを設定するのが難しくなったから余計に、生誕祭という確固たる機会は至極貴重な感じがします。
僕も思います。ツアーがなかなか組みづらい状況が続いていて。かと言って、東京だけでやっていればいいわけでもないし。活動として休まず続けていないとキープできないものって本当にあるから。そして、リキッドルームさんが毎年空けておいてくれてるっていう、2月22日前後を(笑)。
――めっちゃ愛されてます。そして46歳という年齢を改めて差し出されると、堂島孝平はとんでもなく面白い大人になりましたよね。
ほんとですか?
ポップスっていうジャンルが大人しく見られているってことに対して一石投じたくてやってきたところがある。
――遡ること20数年。GO GO KING RECORDERSを始めた頃は、猛獣使いの少年だったわけじゃないですか。そこから変化と進化を重ねて、気がつけば、自身が唯一無二のポップモンスターになっていたっていう。
GGKRを含めて誰かとチームを組む度に“自分はなんなんだ?”という自問を重ねて、ライブをやりながらずっと、これはどうする? もっとこうしよう! というようなことを、一人で反射的に考えてきたんだと思うんです。しかも本来的に人と関わりが多い人間のようで。以前、佐野元春さんに“堂島くんは人と人を繋ぐハブだ”みたいなことを言っていただきまして。ありがたい言葉だなぁと思いつつ、よくよく考えてみると結構思いあたるというか。僕自身、いろんな人と関わることで鍛えられた。いろんな音楽に首をつっこむことで、自分の音楽の強度を上げてきた人間だから。あと、ふと思い出すのは、いとうせいこうさんに言われた言葉で。せいこうさんって、ものすごくマルチじゃないですか。
――無数の肩書きを持ちながら、何事においても先駆者であり、プロフェッショナルです。
そのせいこうさんから“堂島、お前はマルチになれ”と言われたことがあって。“ただ、マルチの宿命として多種多様なジャンルに呼ばれるけれども、そこがホームの人とは戦いになるから、どこに行ってもアウェイだから、精一杯やれ”っていう。そうやって何年もやってきたことで積み重ねてきたものがあるのかなって思います。
――これしかできない人って強いじゃないですか。
強いっす。憧れますよ。
――でもこれしかできない人からすると、堂島くんみたいに広い視野を持った人がとても眩しく感じるんですよね。だからこそ、お互いの道を突き詰めていくと、それぞれが恐ろしく面白いことになるっていう。
ありがとうございます。それは楽曲提供にも言えて。誰が歌っても、あの人が作った曲だよねってわかるシンガーソングライターの方もいるじゃないですか。けど、僕はソングライティングに関して、もともとジャンルを持たないタイプで。なおかつ、作家性の高いシンガーソングライターというか、この人が歌うんだったら、って脳みそで作るから。KinKi Kidsが自分にとって最初の楽曲提供で、作家としてはそこから始まった人間なので、KinKi以外の楽曲提供が決まった時には、へたな曲を書いてKinKiがなめられないようにしないとってめちゃくちゃ考えるんですよね。“才能があるな”と認めてくれた人たちに面白いと思ってもらいたいっていう気持ちしかない気がしてきました、今。
アンジュルムのおかげで、ライブを観に行くワクワク感を本当の意味で理解できた。それはきっと自分のライブに還元されるだろうなと思うんです。
――そしてスカパラにしろ、いとうせいこうさんにしろ、KinKi Kidsにしろ、必要な時に必要な人を引き寄せて、その経験をしっかり血肉にしてきたことで、現在の音楽家・堂島孝平ができている気がします。
そうなのかもしれないなぁ。なんかね、自分のことはどうでもよくなった時期があったんですよ、特にライブに関しては。
――どういうことでしょう?
諦めというふうに捉えられかねないけど、そうではなくて。いいものを作って、お客さんが心躍らせてくれればいいかなっていう想いが強くあって。自分をよく見せようとかはまったく考えなくなったし。瞬間で反応して、こうしたら絶対に盛り上がるとか、来て良かったと思ってもらえるとか、そういうジャッジしかなくて。そんな話をしていたら、坂本真綾さんや土岐麻子ちゃんは“それが一番怖い”って言ってましたけど(笑)。“自分の衝動のままに突き進んでるようなライブでも、本来的に俯瞰でものを見て成立させている、そのバランスが化けものなんじゃないか”みたいなことを真綾さんに言われて。
――自分の得意なこと、見せたいもので組み立てて披露した方がラクというか。観客の反応や、会場の空気を察知して動くって、経験値はもちろん、瞬発力やセンスが必要だから。
ほんとは土岐ちゃんみたいにじっとしていたいんですよ! 仲間内でいうと、土岐ちゃんだったり、堀込泰行くんだったり。いい曲を作ってて、いい歌が歌えて、MCでサラッと面白いことも言えてっていう人への強烈な憧れがあって。けど、気づいたら柵に乗って歌っていたりとか。お客さんのカウンターを歩いていたりとか……、ステージの上からの道だと思ってるみたいで(苦笑)。
――あはははははは。
“来い!”って言われてる気がして、あたり前みたいに乗っちゃったり、曲終わりで寝そべっていたり。やりすぎて毎回ものすごく落ち込むんですよ。帰りの車で、マネージャーに“またやっちゃったよ。本当にイヤだ。あんなことやるつもりなかったのに”ってずーっと言ってますね……。
――自分のことはどうでもいいというより、さっきの話じゃないですけど、お客さんを楽しませたいという想いが迸りまくった結果のような。かっこいいも、素敵も、突き抜けるとギャグ感が滲むじゃないですか。矢沢永吉さんにしろ、岡村靖幸さんにしろ。堂島くんはポップスやソフトなビジュアルのベールこそあれ、そういう方々と同レベルでギャグ感が爆発してますから。
なるほど、ポップスであることとか、見た目も含めて、そう見えないっていうのがまずフリなんですかね?
――最っ高のフリじゃないですか?
確かに。いつも通り、楽しくライブをしていると、初めてのお客さんからはめちゃくちゃ驚かれるんですよ、“とんでもない!(唖然)”みたいな。それは僕の問題というより、ポップスっていうジャンルが大人しく見られているってことかもしれない。そこに対して一石投じたくてやってきたところがあるわけだから、いいのかな、ショッキングなものとして残るのは。あとひとつ言いたいのは、これは全面的に僕の問題なんですけども、みんながライブを観に行く時の熱量というのを理解しないまま、ライブをやっていたんですよ。
――若くしてデビューしたから、純粋にお客さんとしてライブを観に行く機会が少なかったということでしょうか?
そういう機会がほとんどないまま、仕事としてずっとやってきちゃってるから。もちろんライブを心待ちにして観に行くことはありましたが、“今回もチケットが買えなかったぁ(嬉)”みたいな感情は全然わからなかったんですよね。でも、去年、僕はアンジュルムというグループにどハマりして、人生で初めてハロー!プロジェクトのファンクラブに入りまして。
――ファンクラブにまで(驚)。
だってチケットが取れないんですもん。だからどうしてもライブが観たいとか、もうすぐ会える! とかいう気持ちが、デビュー26年目にしてようやく理解できたんです。
――それは新しくも大きな扉を開けましたね。
アンジュルムのおかげで、幕張メッセに初めてプライベートで行ったんです。これまでは関係者入口に一直線だったから、“正面はここなんだ”っていうところから感激しちゃって。ライブに伴う行為として、アクションを起こすことしかやって来なかったので、リアクションの喜びを知れた。ライブを観に行くワクワク感を本当の意味で理解できたことは、いいことしかないというか。それが自分のライブにどう活きるのかはわからないけど、きっと還元されるだろうなと思うんです。
――今日の話の流れで言えば、デビュ−30周年に向けて出逢うタイミングだったんじゃないですかね、アンジュルムとも。
これはデビュー時からネタにしてるんですけど、子供の頃から占いをする度に、“大器晩成”と言われ続けてきたんですよ。じゃあその“晩”はいつだ?っていう話じゃないですか。自分の音楽人生を振り返って、既に第何形態まで来ているのか考えると、新しいことなんてそうそうないよと思っていたのに、僕の場合あるんですよね、こんなふうに。そしてもしかしたら、これで完成したのかもしれないです、アンジュルムのおかげで。
――堂島孝平ファンの汗と涙を理解することで、堂島孝平のエンターテインメントが、ついに!
ほんとにほんとに、ほんっとにそうですよ。あんまり好きな言葉ではないけど、“いつまでも観られるわけじゃないですからね”って、実際にそうじゃないですか。やる側の心理として、いつまでやれるかわからないというのはあったけれども。いつか観られなくなるかもしれない。卒業も含めて、人はいなくなるんだって、応援する側として肝に銘じてエンタメを楽しむことが、僕のラストピースだったんじゃないかっていう。
――なんでしょう、音楽家としての純度が増した気がするのは。
ライブをやるにしても、観に行くにしても、能動的であることが世の中を動かすし。音楽をやる僕の根本にあるのは、変化をつけたいという信念で。新しいことをするのも、作ったことのない曲を作るのも、変化じゃないですか。だから僕は変化を恐れないし、変化を厭わない生きものにどんどんなっているんだと思うんですよね。観る側だって、今回はどうなるんだろう? みたいに、今まで見たことのないものが見られた経験や、そこで得る喜びによって何かしらの変化が生まれる。って考えると、僕がライブでやってきたことはやっぱり間違ってなかったのかな。そして相乗効果じゃないですけど、今後のファン活動にも拍車がかかっちゃうのかなぁ。
――ギターソロで無人のリフターが上がったら、笑ってしまうかもしれません。
でしょ? 今は常に“もしこれをアンジュルムが見ていたら?”という脳みそがあるので。“この人やばい。マジ面白い”って言われないと、自分がアンジュルムを好きになった意味がないよなぁみたいな。本人不在の使命感で、楽しいことをあれこれ考えてます。
取材・文=山本祥子 撮影=森好弘

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