「次の世代へ繋ぎ、日本のダンスシー
ンのヤバさを世界へ発信し続けたい!
!」/【FINALIST INTERVIEW TAKESA
BURO編】マイナビDANCE ALIVE HERO’
S 2022 FINAL

『アライブ』の名で親しまれ、今年で17年目を迎える「マイナビDANCE ALIVE HERO’S 2022 FINAL」。ストリートダンス界最強ヒーローを決めるダンスイベントとして、数多くのダンサーたちのドラマと才能を花開かせてきた。毎分毎秒が歴史の転換点となるこの日に向けて、多くの新世代ダンサー達が過酷な予選に挑戦し、ファイナル出場を勝ち獲った。令和ジェネレーションとも呼ぶべきファイナリストたちは、何を思いあの舞台へ上がるのか。
今回はSEED DANCERとしてHOUSE SIDEの舞台に立つTAKESABURO(GRAYSOURCE/XXX-LARGE/SODEEP)にインタビュー。DANCE@LIVE FINAL 2015 JAPAN FINALの優勝を始め、国内外多くのバトルやコンテストで実績を残し、実力、美学、影響力ともにトップクラスとして認められている。スタジオ経営や育成、そしてオンラインサロンでのチャレンジなどにも取り組むTAKESABUROの変化と哲学に迫る。
今回シードダンサーとして出場を決めた時の気持ちを教えてください
自分の息子が2歳になり、ダンスの映像を見せると自分のこと分かるようになってきたので、大舞台で踊って入る父ちゃんを生で見てもらいたい!と思ったのと、純粋にあのステージで踊りたいと思いました。
コロナ禍の活動はどうされていましたか?
現場での活動ができない分GRAYSOURCEのメンバーと『HIGHBREED CLUB』というオンラインサロンを立ち上げたり、映像を撮り溜めたり、(アパレルブランド)PWNEDの活動とか水面化で色々やってました。あとは自分のスタジオ『YELLOWBLACK』のイベントも数年ぶりに開催できて良かったですね。生徒たちが楽しんで踊っているの観れて最高でした!!
HIGHBREED CLUBを実際に始めて、手応えはいかがでしたか?
コロナ禍もあり、週2〜3は夜な夜な集まって今後のミーティングをしていましたね。オンラインサロンもスタートしてみたら日本だけでなく海外からの反応もたくさんあり、日本に関わらず俺らみたいなスタイルが好きなダンサーは世界各地にいるんだなと分かって、活動は現在進行中です。ぶっとい音でゴリゴリ踊る俺らがやり続けてるスタイルが中国では『JAPANESE HIPHOP STYLE』と呼ばれ始めていると現地の友人から聞いて、現在進行形の日本のヤバさを発信し続けたいなと思ってます。今は年齢関係なく、ダンサーはもちろんDJもBeatMakerも世界に誇れるクオリティーのアーティストが日本にはたくさんいると思うので、コロナが終息したらオンラインだけでなく、現場でメンバーたちと直接関われるのが今から楽しみです。
グローバルな活動で、新しいカルチャーが生まれそうでワクワクしますね。
HBCの発信から新たなカルチャーの流れが産まれたら最高ですよね。あくまで自分の感覚ですが、今のダンスシーンってダンス9で音楽やカルチャーが1くらいの重みに感じるので、もっと全体的な感覚を持っているダンサーが増えてくれたらもっと面白いシーンになっていくと思います。自分達の時代に比べてダンスそのものの実力や技術は100倍上ですが、純粋にもっとカッコイイやつが増えて欲しいですよね。ハイブリードクラブはレッスンがメインですが、それ以外にも毎月好きなダンサーをゲストに呼んで色々シェアしてもらったり、自分らの好きな音楽をシェアしたり、ダンスだけでなく色々な事を発信し、伝えています。
現代は情報がありすぎるので、HBCキッカケで新しい感覚を手に入れてくれたら嬉しいですね。どこの場所に住んでても関係なく共有できる凄い時代になったなと思います。実際ダンススタジオがないような街と離れたエリアに住んでいても、グングン成長して結果出せてる子たちも増えてきていてやりがいがありますね。コミュニティーに参加してくれた次世代の子たちにこの先忘れられないほど大きな衝撃を一発脳みそに与えたいです!!笑
若手と一緒に活動する中で、どのようなことを意識されていますか?
年齢的に自分とYASSが上なので、活動の方向性は提示しますが、やることはいつの時代も変わらず、それぞれのスタイルをどう発信していくかだけですね。年齢関係なく感覚が似た奴らが集まってGRAYSOURCEができたので、世代や日本を飛び越えて影響与えられる活動していきたいと思っています。
今はストリートダンスというワードだけ一人歩きして、自分の感覚のストリートとはほど遠いモノになってきたので、自分達なりのストリートダンスのカッコ良さを変わらず発信し続けたいですね。毎月渋谷のeggmanで開催している『SELL OUT!!』というバトルイベント来てくれれば現行のイケてるやつらがジャンル問わず集まってくれてるので、是非色々なエリアから足を運んでみてもらいたいですね!音楽好きな濃いめダンサーが勢揃いしていて朝までクソ盛り上がってるので、18歳以上の若い子たちは一度生で現場を体感しに来てください!!脳みそ揺れますよ。
師匠のような存在はいらっしゃいますか?
今までダンスのレッスンを受けたことは特になくて、地元にあった服屋の先輩、セイジさんって人に教えてもらった位ですね。自分が10代の頃、SAMさんとKOJIさん主催のNATIVEというイベントが六本木でやっていて、日本HOUSEシーンのオリジネーターであるROOTSの先輩方や、今大御所と言われている方達が皆集まってサイファーやっているのを目の当たりにし、衝撃受けて自分もダンス始めたら気付いたら25年経ってましたね(笑)。DJ TIMEのみのイベントで、みんな酒飲んで踊って遊んでる大人たちがガキの自分にはただただカッコよかったですね。
2ジャンルで実績を上げてきたダンサーは珍しいと思うのですが、踊っている時の気持ちの違いなどありますか?
俺らの世代では珍しかっただけで、特に気持ちてきに意識してることはないですね。XXX-LARGEもSODEEPもやりたくて続けてこれただけだし、自分の持ち武器がHIPHOPとHOUSEの2つというシンプルな理由ですね。
SODEEPも25年、XXXLも20年経ったので気付いてみれば年月経ってました。
初期のアライブと今のアライブで違いを感じることはありますか?
予選の時にジャッジして思ったのは、あの頃と比べてバトルイベントが増えてきた分、参加してる個々のダンサーのエナジーが減っているように感じます。以前は優勝を狙えるハイレベルなダンサーとまだそこに達していないやつらがその時だけ現場で交われて、参加している全員がその場の空気を共有して熱気があるように感じていましたが、今の子達はドライなのか自分が負けると一気に熱量がダウンし、勝ち上がっているやつらにパワーを送ってやろう!みたいなテンションが弱いんじゃないかなと。イベントはその場にいるみんなでつくっていくものなので、勝ち上がっているやつらのリスペクトの気持ちは忘れちゃダメですね。
ダンサー人口が増えてきた分、色々なスタンスのダンサーが増えたのでしょうか。
若い世代はダンス始めた頃から勝ち負けを競い続けてきたから仕方ない部分はあると思います。逆に俺達の世代はアライブが始まるまで公の場で勝ち負けが決まる大きなバトルイベントなんて存在せず、コンテストが主流でしたからね。それまではクラブで踊りあったり、お互いのShow見て自分達の感覚で勝ち負けを決めていた時代。ジャッジがいて人が勝ち負けを決めるというバトルというシステムはアライブができるまでブレイキン以外ほぼ日本では存在しなかったと思います。自分はアライブが始まった初年度と3年目にFINALにチャレンジして、それから2015年に再度参戦するまで長い間バトルシーンから離れていましたね。
2015年に優勝した時のエピソードなどはありますか?
アライブ優勝は今でも覚えています。絶対に負けたくないというモチベーションで各地の予選に挑み、名古屋予選に出て、深夜METHがやってるSNAFFで踊って、そのまま北海道予選にも出たし、CHARISMAXの大阪にも出ましたね。当時誰も勝てる人がいないと言われていた鉄人中の鉄人、ALMAのHIROさんがBEST8の初戦相手で、130%でぶつかって運よく勝てたのは嬉しかったですね。スタジオの子ども達や生徒もたくさんセコンドから応援してくれてたので気合い入りました。RYO君(RYOakaDJ226/SYMBOL-ISM)とは2015で決勝で当たりましたが、今年はお互いシードダンサーとして出場するので、決勝で会いましょう!という気持ちです。
10年参加されなかった理由などはあるのでしょうか?
HIPHOPてき逆思考ですね。みんなと同じじゃつまらないって感覚。当時ダンスシーンが皆バトルに向いている中、自分達はチームやCREWでガンガン地方に攻めこんでShowCaseをやったり、個人でアジア各地に飛び回ったり、HEXBEXとNewYorkで映像撮って作品リリースして全国ツアーやったり、SODEEPでもツアーやったり、週末はどこかしらで踊る10年間でした。
先を見越して自分で舞台を用意して活動や発信をされていたのですね。
今までは現場で活動し、まず周りに認知されて初めて一人前として認められるというルートが必須でしたが、今は生の現場をすっ飛ばしてSNSのみで有名になってるやつらもたくさんでてきている現代。今は有名無名関係なくやばいやつはいっぱいいると思うし、そういうやつらをフックできたらと思っています。チャンスはゴロゴロ転がっている時代ですからね。
今までで印象に残っているバトルはありますか?
先日SUMMER DANCE FOREVERというバトルでROOTSのKANGOさんと対戦できたことですね!!俺らはROOTSっ子なので、忘れられない経験になりました。自分の中ではドラマがありましたね。日本のシーンのすごいところって俺らより先輩たちの世代が現役バリバリで未だ踊っていて、世界的に見てもそんな凄いシーンは日本だけだと思うんです。
俺が影響受けたダンサーを自分の生徒にも知ってもらい、次に繋がっていけばシーンはさらに進化して凄いことになりますよ。
最後にファイナルへの意気込みをお願いします
もちろん狙うは優勝のみ。7年ぶりに両国の舞台に立てる機会をもらえたので、全バトルブチかますだけですね。長い間色々な現場を共にしてきたタメのoSaam(sucreamgoodman)も今回ゲストバトラーとして参戦ってことで、また一緒に優勝獲りたいですね!!
マイナビDANCE ALIVE HERO’S 2022 FINALは2022年4月17日(日)!
ダンスバトルの他にも、豪華なゲストダンサー、ダンススタジオ/高校ダンス部/ダンス専門学校/大学生・社会人ダンスサークルによるショーケース、さらには高校ダンス部の頂点を決めるダンスコンテストなども同時開催!世界最大規模のダンスフェスでダンス尽くしの1日を過ごそう!
名称:マイナビDANCE ALIVE HERO’S 2022 FINAL
開催日:2022年4月17日(日)
会場:両国国技館(東京都墨田区横網1丁目3番28号)
開催時間:OPEN 11:00 / START 11:30
主催:株式会社アノマリー
特別協賛:株式会社マイナビ

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