5月2日(月)@東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE photo by 鈴木友莉

5月2日(月)@東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE photo by  鈴木友莉

さくらしめじ、
隔月ワンマンライブの
第一回目となる5月公演を開催

田中雅功(たなか・がく)と髙田彪我(たかだ・ひょうが)からなるフォークデュオ・さくらしめじが、5月2日(月)に東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにて、隔月ワンマンライブ「新種しめじの定期便~5月の味覚~」を開催した。

さくらしめじは、4月1日(金)に、SHIBUYA PLEASURE PLEASUREで本格的に演劇を取り入れたワンマンライブ『春じめじのお花し 二冊目』を行なった際に、2022年5月から翌年3月にかけて、隔月で同会場でワンマンライブを行う企画を発表。新たなライブシリーズの第一回目となる5月公演では、ドレスコードを「青」、カラーソングを『青春の唄』に設定。事前にSNSを通して、「『青春の唄』が始まったら、ペンライトをお持ちのお客さまは青にしてみてくださいね」と呼びかけていた。

開演時間となり、この日のために作ったというオリジナルのSEが流れる中で、久しぶりにタンバリンを首にかけた髙田彪我と髪の毛をシルバーアッシュに染めた田中雅功の二人が登場すると、場内からは思わず、喜びの歓声が漏れた。チャイムがなり、玄関のドアが開いたような音を合図に、「風とあるがままに今を歩こう」「ひだりむね」「先に言うね」と言う恋と青春をテーマにした胸を高鳴らせるアップテンポのナンバーからスタート。二人が向き合ってギターをかき鳴らし、歌声を重ねると、観客は冒頭から総立ちとなってクラップを繰り出し、会場の熱気と勢いは一気に上がっていった。

最初のMCではこの日のドレスコードである「青」について触れ、観客を見渡した雅功が「みんな、青を着てきてくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝えた。続いて彪我が、「鮮やかな海が広がっているよう」と例えるも、雅功が「俺は空だと思う」と返すと、彪我は即座に「空ですね。空でした。ごめんなさい」と訂正。会場に笑い声が起きる中で、隔月のライブシリーズについて、雅功「ライブすらもできない時期があって。もっともっとさくらしめじとしてみんなに会いたいし、今まで溜めてきた新曲も聴いてもらいたい」と言う思いで企画した新しいプロジェクトであることを説明。さらに、「僕らにとっては、第2の修行の場というか、さくらしめじがもう一歩、レベルアップする場だと思っています」と決意を表明。改めて、さくらしめじの輪をさらに広げる場所にすることを誓った。

続いては、椅子に座って歌う弾き語りのコーナーに突入。『春じめじのお花し 二冊目』の劇中で雅功と彪我が二人で作り上げた「辛夷(こぶし)のつぼみ」では苦難を乗り越えて前へと進んでいく姿勢を示し、EBiDANの先輩であるDISH//のヒット曲「沈丁花」のカバーでは気持ちのこもったエールを送り、雅功が中学3年生時に初めて一人で作ったフォークソング「勉強をしたいのに」ではコミカルな展開もあり、実に楽しそうな笑顔を見せた。

未音源化のレア曲を連発した二人は、さらにそれぞれが作った新曲を披露。彪我作の新曲「モノクローム」は彪我がエレキギターを弾き、雅功がハンドマイクで歌う速いパッセージのギターロックで、雅功作の「ストロベリームーン」は“恋を叶えてくれる月”と呼ばれている六月の満月をモチーフにしたロックンロールで、二人は楽器を置き、ピンクのペンライトを振って歌唱。その後のMCでは、今年のストロベリームーンが、結成記念日の6月14日であることを明かし、同日に毎年恒例のワンマンライブ「しめたん」を開催することも発表すると、場内からは大きな拍手が湧き上がった。

共に二十歳を迎えた二人が高校卒業時にリリースした「合言葉」、あの頃の教室の風景を引き連れてくる「かぜだより」という、淡くて温かい青春ソングを歌い終えた二人は「楽しいね」と声を揃えてコメント。音楽以外の企画がないワンマンライブは半年ぶりと言うこともあり、雅功は「初めてライブをやるような初々しさがあります。君たち最高だよ。ありがとう。声は出せないけど、向き合えるのは超いいね。心で会話しましょう」と感謝の気持ちを伝え、「わがままでいたい」からは怒涛の後半戦に。二人ともエレキギターを手にし、攻撃的で激しいなロックナンバーを連発。雅功が自身の反抗期を描いた「でぃすとーしょん」では「ちょっとおとなしくないですか?」と客席を煽り、彪我がリア充に対する思いを込めた「たけのこミサイル」では、「渋谷のみなさん、ぶっ放せー!」という声を合図にミサイルを発射。さらに、「1・2・3」では大きなクラップで一体感が生まれ、二人の高校最後の夏の思い出を詰め込んだ「青春の唄」では会場は青のペンライト一色で埋め尽くされた。雅功は曲中に「青が綺麗です」と感慨深げに語り、今、この一瞬を全力で楽しむライブは、満面の笑みを浮かべた二人のジャンプで締めくくられた。

アンコールでは、ピンクのペンライトが輝く中で、女性視点のラブソング「ストーリーズ」を甘く切なく歌唱。雅功は「毎月会えると思ったら頑張れるわ。ライブが終わってもみんな頑張ろうね」と呼びかけ、二人で“せーの”と声を合わせ、ライブの定番曲「みちくさこうしんきょく」を観客と共に歌うようにパフォーマンスし、「今年の夏はライブをいっぱい、いろいろやっていくから、みんなでまた集まって遊びましょう」と再会の約束をしてステージを後にした。

なお、この日のMCでアナウンスした通り、結成記念日である6月14日に毎年恒例となっている『さくらしめじ結成記念ライブ「しめたん」〜8年目。もう 20 歳だし少しは大人に。苺みたいに甘酸っぱい恋を。〜』を東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGEで開催する。また、7月22日(金)にはSHIBUYA PLEASURE PLEASUREで「新種しめじの定期便~7月の味覚~」を行うほか、夏の全国ツアーの開催も予定している。

photo by 鈴木友莉

【セットリスト】
M1.風とあるがままに今を歩こう
M2.ひだりむね
M3.先に言うね
M4.辛夷のつぼみ
M5.沈丁花(cover.)
M6.勉強をしたいのに?
M7.モノクローム(新曲)
M8.ストロベリームーン(新曲)
M9.合言葉
M10.かぜだより
M11.わがままでいたい
M12.でぃすとーしょん
M13.たけのこミサイル
M14.1・2・3
M15.青春の唄
<ENCORE>
EN1.ストーリーズ
EN2.みちくさこうしんきょく
5月2日(月)@東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE photo by  鈴木友莉
5月2日(月)@東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE photo by  鈴木友莉
5月2日(月)@東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE photo by  鈴木友莉
5月2日(月)@東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE photo by  鈴木友莉
5月2日(月)@東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE photo by  鈴木友莉

OKMusic編集部

全ての音楽情報がここに、ファンから評論家まで、誰もが「アーティスト」、「音楽」がもつ可能性を最大限に発信できる音楽情報メディアです。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • SUPER★DRAGON / 「楽楽★PAINT」
  • OLDCODEX / 「WHY I PAINT ~なぜボクがえをかくのか~」
  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • POP TUNE GirlS / 『佐々木小雪のイラスト花図鑑』
  • POP TUNE GirlS / 『涼水ノアの、ノアのはこぶ絵』
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」

新着