ボン・ジョヴィ、東京公演初日をレポ
ート!

1月11日のオープニングと同様、最新アルバムのオープニング・ナンバー「ロスト・ハイウェイ」で幕を開けた13日東京ドーム公演。
今回のツアーを象徴するサポートのロレンザ・ポンスをフィドル奏者に起用したルーツ感溢れる演奏に“変化”を感じつつも2曲目に「You Give Love A Bad Name—禁じられた愛」と、そこはいつもと変わらないボン・ジョヴィ・ワールドの幕開け。 「Raise Your Hands」〜「 Runaway」と80年代のハードなナンバーを並べ、早くも観客の盛り上がりも最高潮に。
今回のステージは木製の舞台セットに、ジュークボックを真ん中に配置と、どこかアメリカ南部のバーを切り取ったようなもの。これも最新作『ロスト・ハイウェイ』のコンセプトに沿ったカントリーやルーツ音楽的要素を示す一端ともとれるが、「The Radio Saved My Life Tonight」「Story of My Life」といった前作のナンバーと「(You Want To) Make A Memory」「 Whole Lot Of Leavin'」といった新曲が何の違和感も無く流れて行く様や彼ららしい明瞭なフック部分を聴く限り、何ら変わることのないボン・ジョヴィ・サウンドが存在している。
進化という意味で特筆すべきは新作のリード・シングル「(You Want To) Make A Memory」だろう。ミディアム・テンポの質素ながら美しく響くナンバーは、従来のバラードでもキャッチーなロック・ナンバーでも無い彼らが新たに到達した新たな境地といえる。ライヴで聴くとその旋律の素晴らしさが一層引き立っていた。

中盤は「Born To Be My Baby」、御馴染みとなったジューク・ボックスの選曲からイントロが始まる「It's My Life」、「Bad Medicine」、リッチー・サンボラの魂こもったヴォーカルに引き込まれる「Keep The Faith」と新旧の人気ナンバーを織り交ぜた構成、そしてジョンのアカペラによるサビの部分からオーディエンスが一斉に沸き立つ「Livin' On A Prayer」。
アンコールでは「Have A Nice Day」、過去のナンバーの中でもアコースティック・ギターの音色に呼応するようなフィドルの音色が、今回のツアー・セットに最もはまっていた「Wanted Dead Or Alive」最後は『クラッシュ』の中から「Captain Crash & The Beauty Queen From Mars」。

昨年のグラミー受賞を期に“カントリー路線”が強調されていた感があるが、このショウをみる限り、往年のハードロック的要素を残しつつ、彼らがアメリカン・ロック的なルーツ・サウンドを身に纏い更なる音楽的進化を遂げていることは明白。残る16日(水)京セラドーム大阪、そして次回15回目の来日にも大いに期待したい。
1月13日(日)東京ドーム公演のセットリスト

1. Lost Highway
2. You Give Love A Bad Name
3. Raise Your Hands
4. Runaway
5. The Radio Saved My Life Tonight
6. Story Of My Life
7. In These Arms
8. (You Want To) Make A Memory
9. Whole Lot Of Leavin'
10. Born To Be My Baby
11. Any Other Day
12. We Got It Goin' On
13. It's My Life
14. Bad Medicine
15. These Days
16. Keep The Faith
17. I’ll Sleep When I'm Dead
18. Who Says You Can't Go Home
19. Livin' On A Prayer
encore

20. Have A Nice Day
21. Wanted Dead Or Alive
22. I Love This Town
23. Captain Crash & The Beauty Queen From Mars

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